投資の目的は大抵の場合は資産を増やすために行います。
しかし、投資と聞くと、投資が持つ性質(リスク)がゆえに「怖いもの」と思う人も多いです。
当然、投資にはリスクがつきものですから、その「リスクを正しく理解する」ことが大切です。
投資では、投資した資金(元本)が投じた金額よりも増える可能性もあれば、目減りする可能性もあります。これを投資におけるリスクと呼びます。
※厳密には投資には5つのリスクがあります。「株価変動リスク」「信用リスク(デフォルトリスク)」「流動性リスク」「金利変動リスク」「為替変動リスク」です。
一般にリスクは「危険性」という意味で捉えられますが、投資におけるリスクは「値動きの幅」を意味します。
投資で「リスクが高い」というのは、「大きく値下がりする可能性のある」ということを意味します。
同時に「高いリスク=高い値動きの幅」ですから、逆に大きく値上がりする可能性も含んでいます。
ですが、高いリスクの商品はギャンブル的(投機的)になり、資産を失う可能性が高いくなります。(一般には95%の人は資産を減らすと言われています。)
数週間から数ヶ月で資産が倍になるようなギャンブルで資産を増やすことはとても難しいです。
一方で、リスク(値動きの幅)は小さいが、着実に成長をしている商品というのも存在します。
有名なところだとS&P500という指数に連動する商品です。
※指数というのは代表的なところで、日経225やNSADAQ100といったものがあります。これらは複数の企業の株価を平均値化したものです。この部分は重要なので、今後説明します。今はそういう目安があるんだなという認識で大丈夫です。
S&P500の過去20年間の年率の平均リターンは約8.0%です。
つまり、この商品に投資していた場合は1年で100万円が108万円になるということです。
1年で2倍、10倍(テンバガー)というような派手さはありませんが、
このように毎年着実に成長している商品というものが存在します。
そういったものに資産を投じていくことが投資の基本です。
何に投資するかは自己判断です。
投資判断するためには正しい知識が必要です。
今後も、投資判断に必要な知識をまとめていきます。
参考
引用:GoogleFinance「S&P500チャート」
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