資産形成をするうえで、先人の知恵を借りることはとても有意義だよ。
ここでは、投資における格言・名言・アノマリーについて記事にしていくよ。
投資格言:「卵は一つのカゴに盛るな」
株式投資における相場格言です。
卵を一つのカゴに盛ってしまうと、落としたときにすべてのタマゴは割れてしまう。なので、別なカゴにタマゴを分けて盛りなさい。
というの株式に当てはめたものです。一つの銘柄に集中投資した場合、その企業がダメになった場合すべての資産が道連れになってしまいます。なので、資産というタマゴを別の企業という複数のカゴに分散投資をしなさいという意味です。
確かに集中投資は大きなリターンを生み出す可能性がありますが、同時に大きな損失を被る可能性もはらんでいます。
ですので、投機的(ギャンブル的)な集中投資ではなく、堅実な成長を目指すための分散投資についての格言です。
投資名言:「ウォーレン・バフェット」の名言
投資の神様と言われるウォーレン・バフェット氏の名言を紹介します。
10年、50年経っても「欲しい!」とみんなが思うものを作っているかどうか…
これが私の投資判断の基準です。
ウォーレン・バフェット
バフェット氏は企業価値を重視し、長期的な目線でその企業に投資すべきかを判断しています。
その中でも、有名なのがこの格言です。
私自身も何の確証もないなか、デイトレードやスイングトレード(数日~数週間で売買する投資手法)でトレーダー気取りでした。もちろん、成績は目も当てられませんでした。
そんな投資をやめるきっかけがこの言葉です。
企業価値にしっかりと目を向けて、この先、ずっと堅実な成長をする企業に自分の大切な資産を預けようと思わせてもらいました。
そして、経営面に目を向けてみても「50年立っても『欲しい!』とみんなが思うもの」はやはり代替の利かない、ブランド性が高いものが多いです。
例えば、コカ・コーラです。コカ・コーラは50年後もきっと残っているでしょうし、別な商品で代用が聞かない唯一無二の商品です。世界中に相当なファンを持っています。
やはり、こういった企業は強いです。
こういった企業は自分の「好き」から探していくと見つけやすいです。
私の好きなものは「ラーメン」「ゲーム」「料理」です。この「好き」な分野では、「これじゃなきゃダメ」といものが結構あります。
そこから企業をたどっていくと自分が50年間持ち続けられる企業に出会うことができます。
投資アノマリー:「夏枯れ相場」
アノマリーとは、経済動向や金融政策、個別企業動向などの合理的な理由による株価の動きではなく、合理的な説明のつかない経験則的な株価の動きを解釈するための言葉です。
「夏枯れ相場」とは、株式市場が8~9月に掛けて軟調(下落相場)になりやすいことを、これまでの市場経験則から表現した言葉です。
現に、過去73年間の成績を見てみると9月は最も投資リターンが悪く、8月は3番目に悪い月です。
このような現象が起こるのは、市場関係者の多くがこの時期に夏季休暇を取得するためと言われています。
欧米では数週間の夏季休暇を取得することが多いですし、日本であればお盆に向けて、それまでのポジションを一端、手じまいして休暇に入ります。
そのため、利益確定の売りが出やすく軟調な相場になります。
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