投資資金のつくり方-節約のすすめ-

NISA制度の拡充により、年間の限度額が360万円になりました。夫婦であれば、720万円の投資が可能です。

月の投資額は、これまで月33,333円(夫婦であれば66,666円)であったものが月30万円(夫婦60万円)にまで大きく拡大されました。

投資可能額の増えたことで、節約することでこの余裕資金を増やしたいと思っている人も多いのではないでしょうか。

今回は我が家で実践している(心がけている)節約についてまとめてみました。

月々の収支を記録する

まず、節約の最初のステップは毎月いくらの収入があって、いくらの支出をしているかということを把握することです。

収支を把握することで、不必要な支出(無駄)が見えてきます。

収支を把握するためにアプリの活用をおすすめします。便利なアプリがたくさんありますので、自身の使いやすいアプリで管理するところから始めましょう。

私自身は細かく収支を把握したいタイプなので細かく収支を付けていますが、「そこまで細かくやってられない!」という人は”ざっくり”でも良いので把握してみましょう。

不要な固定費を削る

節約効果が大きいのは固定費を削ることです。代表的な固定費の例は次の通りです。

  • 家賃
  • 水道光熱費(水道代、電気代、ガス代)
  • 通信費(携帯電話回線料、携帯電話機種代金、家庭用回線費)
  • 保険料
  • 自動車費用
  • サブスクリプション(Netflixなどの映像・音楽配信、ゲーム、アプリ、スポーツジムなど)

もっとも節約効果が高いのが通信費の削減です。これまで家族で月3万円近く支払っていたものが、ahamoなどの格安回線の登場で6000千円まで圧縮することができました。

次に効果が大きいであろうものは保険料の見直しです。我が家の生命保険は掛け捨てのもので最小限度に抑えています。保険の見直しも効果が大きいと言われています。

3番目は自動車費用の見直しです。自動車は維持費がかかります。我が家では年間30万円近くの維持費(税金、保険料、ガソリン代、整備費等)がかかっています。地域柄、車が必須なので泣く泣く所有しています。

続いては不要なサブスクの解約です。知らぬ間に、NetflixやU-Next、アマプラなどに複数加入しているという場合もあります。思い切って映像系は1つに絞りましょう。

また、ゲームやジムなどの毎月の支出も本当に必要かを自分に問いかけ、解約するという選択肢を持ちましょう。(私も10年以上加入していたPlayStationNetworkなど、いくつか解約しました。)

我が家はなかなか実践できていないのが水道光熱費の削減です。この部分は生活の質(QOL)に関わる部分なので、取り組めそうな人は取り組んでみるのもいいかもしれません。

本当に必要なものを買う

節約意識をもつなかで、大切なのが「本当に必要なものを買う」意識だと思います。

毎朝飲んでいるスタバのコーヒーや、ついつい買ってしまうお菓子、ちょっと模様替えしたい気分になって買い替えたテーブルなど、本当にそれがなくてはならないかを自分に問いかけてみると、必要ではないのに買ってしまっているものがいくつかあるかと思います。

そういった、「実は必要じゃない」支出を減らして、本当に必要なものを買う意識を持ちましょう。

本当に必要なものとして、例えば、オンラインサロンで毎月5000円を払っていても、それが本当に価値のあるものならばお金を支払う価値は十分にあります。

予算を決め、食材は1週間分をまとめ買いする

食材は1週間分をまとめ買いすることで、食材を買いすぎてしまったり、時間を浪費したいりすることを防げます。

以前は毎日買い物に行っていましたが、使った分の食材はその日のうちに使い切っていたので、出来上がる料理の量も多くなってしまいました。(その結果、食べすぎにもつながりました…)

それが一週間分をまとめ買いするようになり、余った食材を翌日以降の料理に回したり、必要な分だけをつくるようになりました。

また、まとめ買いの際に予算を決めておくと、本当に必要な食材のみ選んで買う習慣もついてきます。

物価高騰の煽りを受けて、以前は5000円/回程度と決めていましたが、最近は7000円/回まで予算を引きあげました。

買い物で予算を超えてしまうことがありますが、我が家では”まあ、仕方ないか”と考えるようにしています。

性格上、きちきちにやりすぎると続けることができないと感じているからです。ご自身の性格に合わせて、この辺りはゆとりを持たせてもよいのではないでしょうか。

「ちょっとした支出」をへらす(理想は無くす)

我が家(私)の一番の課題が、この「ちょっとした支出」を無くすことです。

私はお酒が大好きで、仕事帰りに「今日は疲れたからビールでも買って帰ろう」と酒を買い、つまみを買い、不要なカップラーメンまで買い・・・

結果2000円以上の支払いをする、何てことを繰り返しています。

月で2万円以上、ひどい月には4万円近くに上ります。

これが最大の無駄で、頑張ってきた節約を無に帰す行為だと認識しています。

今年はこの支出を頑張って減らしたいなという目標を持っています。

コメント